フリーランスを始めたエンジニアは1つの案件に執着してしっかりとした成果を上げられるようにする傾向がありました。あまりたくさんの案件を抱えてしまうとキャパシティを超えてしまい、どれも中途半端になってしまって成果が出ないこともあるからです。
しかしクラウドソーシングというサービスが出てきてからは状況が変わりつつあります。メインとなる1つの案件に携わりながら、空いた時間にできる仕事をクラウドソースングで探すというエンジニアが増えてきているのです。

クラウドソーシングを使う理由は小遣い稼ぎができるからということもよくあります。今は携われる案件があるけれど、これが終わってしまったときにすぐに次の案件が手に入るとは限らないという不安があるのがフリーランスだからです。収入を無くさないという目的でクラウドソーシングをする例も少なくありません。
一方、エンジニアとしてもっと成長したいという気持ちからクラウドソーシングをしていることもあります。クラウドソーシングの案件は比較的短い時間でできるものが多く、内容も多岐にわたっているのが特徴です。細々としたスキルアップをしていくことにより、エンジニアとしての幅を広げやすいという点でクラウドソーシングは優れています。
業務量も調節しやすいことから、メインの業務に支障のない範囲で取り組めるのも魅力です。着実にスキルアップをしていきたいというエンジニアからはクラウドソーシングが重要なものとして認識されています。
しかしクラウドソーシングもいいところばかりではないため、フリーランスとして利用する時の留意点も押さえておきましょう。